いわしのブログ

長文すぎてTwitterで書けないこととかを呟いていきます。

ウケ狙い論

えーみなさんぼくはウケ狙いという言葉が大嫌いです。

 

 

まずウケ狙いという言葉の定義を見てみましょうか。

 

 

【ウケ狙い】とは

相手の好みにすり寄った発言などをすること(Weblio辞典より)

 

 

要するに、こういうことを言えば相手はウケるかなーと思って行動したこと。

 

 

この言葉に以前から苦しめられてきた俺がいます。

 

 

いやー要はね、この世の笑いのほとんどは意図して生まれていることが圧倒的に多いわけですよ。日常会話で起こる笑いの中で何も気づかず天然で起こった笑いというのはごく一部で、どこか笑いのためにこのエピソードを入れようとかオチをつけようとかそういう思考回路から生まれてくるわけじゃないですか。みんなのツイートも結構そうだったりするよね。ただの近況報告にどこか一部笑いを入れるためにちょっと笑える一文だったり画像だったりを添えるわけじゃないですか。

 

 

それをいかにも悪いことかのように「ウケ狙い!」と言われると、「そうですウケ狙いですすみません」と開き直るしかできなくなっちゃいます。

 

 

この世のほぼ全員がしているであろう「笑いを少し入れる」という行動を「ウケ狙い」と揶揄するのかと。

 

 

 

 

 

すると、こういう反論が聞こえてきそうです。

 

 

「ウケ狙い」というのは、明らかなボケを全力でかましてウケを狙っている際に使われるもので、別に日常会話で入れる笑いはウケ狙いじゃ——————。

 

 

と———————————————。

 

 

 

じゃあ漫才はウケ狙いなんですかねこの人たちにとっては!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!

 

 

コント見てウケ狙いだと思うのかな????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????????

 

 

バラエティ番組全部ウケ狙いですけど・・・・・・・・・・・。

 

 

 

あと落語や大喜利もウケ狙いなのかな?

 

 

 

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あと、最初に定義したと思うのですが辞書的な意味だと日常的な方でもウケ狙いの意味は成立します。

 

 

 

子供のころからお笑い番組をずっと見てきた俺は日常的に笑いを放り込みたい人間でした。それも結構狙ったボケですよね。

 

 

それが、中学で出会った「ウケ狙い」という言葉のせいで完全に委縮。

 

 

これ言いてぇけどウケ狙いだしな・・・。

 

 

日常の喋りで自分に制限をもうけると、その制限とは関係ないことですらしゃべれなくなります。要は、しゃべる前に一旦(〇〇って言っちゃダメだから・・・。これはウケ狙いかな・・・。)と考えるため、しゃべるのに1テンポ遅れるんですよね。その結果、話そうと思った時には既に話題が変わっててどんどんしゃべれなくなります。口癖を言わないようにした時とかも似たことが起きますね。

 

 

 

このせいで、俺は狙った笑いから狙ってない笑いを日常的に狙わなければならなくなり、本当に苦労しました。今ではかなりウケを狙った行動も見られるんですが、昔は「ウケを狙ってはいけない」「滑ってはいけない」という天国の塔みたいな制約を自分にもうけました。正直思春期が背負うにはキツすぎるカルマで、これを考えているときは何もしゃべれませんでした。

 

 

23歳になった今言えることとしては、そういうことを言われても気にしないことが一番幸せなのかなって思います。

 

ずっとおもんねーウケ狙いをしてる人がたまにいて、自分もそう思われてないか不安になることがありますが、本人さえ気にしてなければノーダメージなんでね。

 

 

この、「気にしなくて良い」というのを結論にできれば綺麗に追われるのですが、ぼくの性格としてはまだ続きがあります。

 

 

 

日常的に放り込める笑い路線になんとか切り替えたため、ウケ狙いと言われることを恐れずのびのびウケ狙いしている人が死ぬほど嫌いになりました。

 

 

 

 

つまり今回の結論。

 

 

 

 

 

俺はARuFaが嫌いです。

 

 

 

 

(この記事はウケ狙い半分で書きました。)

 

 

 

 

(2023/05/15)追記:QuizKnockコラボで久しぶりにARuFa見て好きになりました。